昨日、メッセンジャーで久しく話していなかった友人だいちゃんに話しかけた。
俺 「最近、どうだい?なんか変わった事ない?」
だ 「あ~、そういえば結婚しましたよ。」
俺 「えええええええええ!!!いつの間にしたんよ!?」
だ 「去年の10月にしました。」
俺より年下のだいちゃんに、こうもサラッと結婚報告される現実。
たまに結婚適齢期を過ぎた女性が焦りをまじえて「私も結婚したいわ~」みたいな事を言ってるのを人事のように見ていたボクだけど、この時ばかりはそんな女性の気持ちと同等のモノを感じた…。
つ~か、報告遅すぎだテメェ~!と、メッセンジャーじゃなければ胸ぐら掴みそうなところである。
だ 「あ、あと…ちょっとブルーになっちゃう話なんですけど…。」
俺 「ん?どうした?(十分ボクはブルーだけど…?)」
だ 「TAKOちゃんが死んじゃいました。」
俺 「えええええええええ!!!ぐぇいぐぁgwじょhがっがえgk」
だ 「ボロい車の中で昼寝してたところ、CO中毒で死んだらしいです。」
俺 「そういえば俺、TAKOちゃんとこの間会ったばっかりだ。」
だ 「そうなんですか?いつ頃ですか?」
俺 「確か1ヶ月くらい前だったかな。駅前ですれ違って話したよ。」
だ 「そうなんですか…。その数日後にその事故が起きたんでしょうね。」
俺 「あ、久しぶり~。今日休み?じゃあ、またね~って感じで話したばかりなのに…。」
だ 「すみません、なんか淋しい話になっちゃって。命日は4月30日らしいです。」
俺 「お線香の一本でもあげてやりたかったな…。」
TAKOちゃん(♂)はボクにとってそんなに長い付き合いの友人ではなかったけど、呑み屋に行けばムードメーカー的な存在で、その場を盛り上げてくれる人物だった。
なので、彼の死はすごくショックだった。
だいちゃんの話によると葬儀は身内だけでひっそりと済ませたとの事。
墓前に立ち寄れる機会があれば、酒でも土産に持っていこうと思った。
飲み会の時に彼が見せてくれたタバスコ一気飲みをボクは一生忘れない。
そして彼の命日も絶対忘れない。
友人と呼べる存在が少ないボクにとって、友人の死はとても、とても、とても辛いものである。
僕たちは何気ない日常の中で、いつ来るとも分からない死と隣り合わせで生きているんだと強く感じた日だった。