なんか仕事が終わったのが午前6時頃。
終電に間に合う状態ではなかったので、タクシーで帰ればいいや的な考えで仕事を続けていたら結局朝になっていた。
あ~、もうキリがない…。眠い。腹減った…。帰る。もう帰る。
フラフラしながら駅に向かって歩いていると、ボクをジョギング姿の女の子が追い越して前を走り出した。
そんな女の子の後姿を眺めながら、ボクの頭の中では…
「あぁ~、スポーツしてる女の子のケツは引き締まって可愛いわ…」
↓
「イイナケツ」
↓
「トモダチンコ」
…と、言葉の連鎖が始まり、高まっていくテンション!
猛烈な勢いで上昇するボクのテンションをよそに、彼女は進路を横の小道へと曲げ視界から消えていった。
言うまでもなく盛り上がりつつあったボクのテンションは瞬時にローギアに切り替わり、掛かりかけていたエンジンはその唸りを鎮めていくのであった。
はぁ…疲れた。
歩く道ではスズメがチュンチュン、ハトさんポッポロー。
カラスは楽しげに生ゴミ漁り。
サラリーマンは足早にボクを追い抜き、駅に向かう。
何もかも朝である。
眠さと空腹で、かなり目付きが悪くなっているのが自分でわかる。
電車に乗り、自宅の最寄り駅で降りたボクは数ヶ月ぶりにマクドナルドに入る。
朝マックである。
もちろん、テイクアウト。
早く自宅でダラつきたい…というか寝転がりたい。
マック、食い終わった。
寝る。もう寝る。