久しぶりに古くからの悪友のJangoとメッセした。
近頃、色々な事でボク的に壁にぶつかってたりして、どうやってその壁をよじ登ればいいのか分からず悩んでいたせいもありかなりダークな気分になっていたのですが、コイツとは気を使わないでいつも通りのテンションで話が出来るのでだいぶ楽になった。
基本的にボクは悩みを人に相談するということはしない。
悩むのは自分の勝手、答えを決めるのも結局のところ自分の勝手だと思ってるから。
人を信用していないんじゃないのって思われそうだけど、そうじゃない。
悩み事を人に話せば気持ちが楽になるのはわかってる。
ただ、一から十まで話さないとわからない人は親友にも、悪友にも、恋人にもなれない存在なんだろうなぁ~って途中で虚しくなるから話さない。
Jangoとも悩みとかそういう話はしないんだけど、付き合いが長いと分かってるんだか分かってないんだか知らないけど勝手に気持ちを紛らわしてくれるので助かる。
向こうも俺のそういう性格を弄るのが楽しいらしい。
親友とはちょっと違うけど、居ないとそれはそれで寂しい存在。
それが悪友たる所以。
うんでもって、壁繋がりでなんなんだけど、フリークライミングに誘ってくれた。
彼は日頃の運動不足を解消すべくクライミングジムに通い始めたらしい。
カラフルな突起物のついた壁をよじ登っていくだけなんだけど、楽しそうに思えるのはなぜ?
人間というのは壁があると登りたくなる生き物なのかも知れない。
それが仕事であっても、恋愛であっても同じなんだよな…たぶん。とか思って話を聞いていた。
『俺もやってみたい!連れてってくれ!』
と言ってはみたが、よくよく考えたら10月から普段の休日が木曜日から日曜日に移動することを思い出し、日曜日に仕事が休めないJangoに連れて行ってもらえない事に気が付いた。
なんでも、フリークライミングはストイック(禁欲的な)なスポーツらしい。
『欲張れば落ちる。』
ボクは今までどこか欲張りだったのかも知れない。
今の自分に足りないモノが実践することで得られそうな気がするので、一人でもいいからジムに足を運んでみようかと思い始めてる今日この頃。
俺 『あんた、奥さんともストイックな生活してるんでしょ?』
Jango 『よくわかってますな』
そんな感じ。