忙しいとなかなか日記を書く時間がない。
そんな時に落ち込む事がひとつでもあれば、なおのこと日記に書く内容の幅も狭まり、テンションを維持する事が難しくなり結局なにも書かずにブラウザを閉じるという行動が当たり前になりつつあった。
日記を書くより休む時間が欲しい…。
「何のために日記を書くのか?」という壁にぶつかる事はこれまでも何度も。
本来、日記というのは自分の生活を一人で書き綴って個人的に楽しむのものだったはずだけど、インターネットを介す事でコミュニケーション手段としてその位置を確立していったのはつい数年前あたりから。
今は当たり前のように使っているブログも、あの「911」多発テロがきっかけで情報ツールとして急速に広まったのは有名な話。
テロがなければこれほど早くブログユーザーは増えていなかったのかも知れない。
いつの間にか日記は情報を得る手段になっているのだ。
ネットで仕事の調べものをしていると全く知らない人のブログに辿り着いてしまうことがよくある。
普段なら必要な情報さえ手に入れば、そのブログの管理者の生活とか無視して素通りするのだが、昨日辿りついたブログの管理者は今のボクと同じ壁にぶつかり考えていた。
その人はサーバー技術者らしかったが自分の仕事の技術メモをブログに書きとめているようだった。
「メモを書かないでいることで、私は逆に不安になった。自分の置かれている状況や、やるべき事を考える時間がごく少なくなったからだ。怠け者な私が毎日メモを書く理由は、自分の考えや行動をまとめておくため。それをあとで振り返るため。そしてそれをウェブに置いておくのは、私が考えたことが誰かの役に立つかもしれないから。」 (Landscape – エンジニアのメモ)
「忙しくても、書こう。そうすれば、体力的に辛くても心はきっと楽になる。」
そうですね。少し楽になった気がします。
ボクのブログは役に立たない記事ばかりですけど…。
もしかしたら誰かの役に立つ事もあるのかも知れないと思う事が大事なんだと励まされました。
日記っていいものです。ヽ(´ー`)ノ